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79:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:07:40 ID:1eULDlhg0
13.かみさまこ○す >>13通報しました
(゚<_゚; )「笑い過ぎだろ!!」
ξ*;∀;)ξ「あ、兄者もそんな可愛い包丁で何しようとしてたの?」
( ´_ゝ`)「本当はちゃんとした包丁持って来るはずだったのに、
そこのおたま持ってる奴にこれ持たされたんだ」
ξ*;∀;)ξ ヒー ヒー
(´<_`# )「くっそー! なんでそんな笑うんだよ! 大体さあ……
母と弟が団欒する中で、何か違和感を覚える。
この安全包丁でも、思い切り刺して捩じれば人は死ぬだろう。
弟は今、油断している。母と話している。自分を視界には入れていない。
80:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:09:58 ID:1eULDlhg0
背中を向けている。
背中がガラ空きになっている。
今なら殺せる。
簡単に殺せる。
殺れる。
殺す。
刺し殺す。
ξ*゚⊿゚)ξ「その臆病なとこって誰に似たのかしらねー」
(´<_`; )「だから怖くねーって!」
体温が上がる。
頭が熱くなる。
心臓の動悸が早まる。
それと同時に、母はこんな奴でも悲しむのではないだろうかと考えた。
考えただけで、母への心配は伴っていない。なんて糞野郎だ自分は。
81:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:12:03 ID:1eULDlhg0
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、今から2階の隠し仏壇に千円札仕込むわ。
一人で行って、無事に持って帰って来れたらあんたのものよ」
(´<_` )「万札でも無理」
ξ*゚∀゚)ξ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(´<_`; )「笑うなってば……」
ξ;* ∀ )ξ「――wwwwwwwwwウェヒッ、ゲホガホウェッホ!」
(´<_`; )「ちょっ、もう笑いやめろって危ねえ!」
( ´_ゝ`)「……」
二人はまだ会話に花が咲いている。というか弟が一方的に笑われている。
邪魔すべきじゃないだろう。俺は荷物を一つ持って居間に行く。
82:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:15:18 ID:1eULDlhg0
さっき湧いたのは、いつも通りの紛れもない殺意だ。
それと同時に、あそこに加わりたいとも思った。
いつもは、痛めつけたい苦しめたい殺したい攻撃的な自分が大半を占める。
その自分を、どこか別の場所から諌める小さな思考もある。
自分はあいつをどうしたいんだ? 殺したいに決まってる。本当に?
諌める思考はどこから来る? 何からそれは発生している?
自分の世間体か、恩人である母を守ろうとする意識からか?
何でこんなに殺したいのかはわからない。きっと生まれた時からに違いない。
弟は、俺が母の腹の中から出る時、俺に蹴られまくって命が少しヤバかったそうだ。
そのまま殺しきれなかった過去の自分を、どれほど恨んで後悔したかは数え切れない。
何回頭を沸騰させ腸を煮立たせ心臓が破裂するかのような動悸に襲われたかわからない。
( li´_ゝ`)「う……なんか気持ち悪……」
乱暴に荷物を置き、精神的にも物理的にも込み上げて来た何かを抑える。
今までの記憶と、たった今の感情に翻弄される。今日は悪夢を見そうだ。
薬を飲むべきだろうか。変な行動に出ないだろうか。今日は襲いに来ないだろうか。
そういやあいつの盗癖は病気だったんだっけか。
俺のこれも病気って事になってくれないだろうか。
どこに行けば適当な病名をつけてくれるんだ。
83:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:17:14 ID:1eULDlhg0
弟が憎い理由なんていくつでも挙げられるが、強いて言うなら生理的嫌悪感だ。
女性がよく使う「生理的に無理です」とか言うアレなのだ。多分。きっと。おそらく。
あれは近寄ってほしくないという感情と軽蔑が強いと聞いたことがある。
聞いたことがあるだけで感じた事はない。女性ではないからな。
自分のこれは、それを何倍にも何百倍にも何億倍にもしたものに近いはずだ。
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
そうでなきゃ、血が滲むまでこの殺意を我慢するのも、どうやって説明したらいいんだ。
自分の体中を掻き毟って殺意を押し込めて流した血は何の役にも立たなかったんだ。
殺すのは邪魔だからであって俺の人生の障害になるからであって嫌いだからだ。
深い意味も碌に理由も特別な意図も運命的な何かも何もなくて本当にただ憎いんだ。
殺さなければ刺し殺される。いつも常備しているナイフはそういう意図で間違いないんだ。
何で殺すのは駄目なんだ何であれと一緒に産んだんだ何で一緒に生まれてきたんだ。
あいつは離れても阿呆みたいに追ってくるし、縛り上げても殺したい程に鬱陶しいのだ。
ああ神様仏様なんとか様、誰でもいいからあいつを殺して、同じ空気を吸いたくない。
俺の方が悪人だって言うなら俺の方を殺してもいいから。何であいつは生きてるんだ。
ああ、なんであいつは生きてるんだ殺しちゃ駄目なんだ何が俺を邪魔してるんだ。
何もかもが俺の邪魔をするなら全員殺してあいつも殺してそれから俺は、どう、すれば
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガ
84:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:21:12 ID:1eULDlhg0
思考が暴走する。
達成したら何もかもを忘れて平和に暮らせばいいのだ。
頭を掻こうとして、その前に冷たさと熱が首に走る。
それが最良の人生だ。
手に持った安全包丁を忘れていた。皮一枚いったらしい。
それが一番だ。
他にも、右の二の腕が痛い。捲ると、皮が剥けていた。
無意識に服の上から掻き毟っていたらしい。
左手人差し指の爪も剥がれかけて、血が流れている。
心臓の鼓動が酷い。頭に響く。
傷の痛みが心音と同化する。
85:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:24:03 ID:1eULDlhg0
( ; _ゝ )「はぁ、はー、はー……」
お陰で落ち着けた。自分自身のでかい声はもう頭の中で反響しない。
相変わらず心臓は酷くうるさいが、仕方ない。
襟元を見ると、首からの血で染まった襟が見える。
二の腕からも少しずつ血が滲んできた。血の臭いが鼻につく。
この状態に凶器は危険だ。乱暴だが、安全包丁をシンクのほうへ投げ入れる。
それぞれの傷の痛みを感じないということは、自分は今それなりにマズいらしい。
弟と顔を合わせるのも危険だろう。
いや、いいんじゃないか? むしろ痛みを感じない今はチャンスだ。
殺すのは、母もいるし、自分の世間体も危険だ。
きちがいのフリを大道で演じれば大丈夫だ。今ならいける。
家族は悲しませるものではないと知っている。母は家族なのだ。
あいつも家族だが、ただのクソだ。
こんな自分にも頑張って接してくれ、過去の事を謝ってくれた人なのだ。
ああ、そうか。自分自身の為にも我慢したほうがいいのか。
だから今は我慢する。体を突き動かす衝動は大分緩和された。
次にしよう。次に隙を見せたらきちんと殺ろう。
自分自身の思考は、凶器を手放した辺りから聞こえなくなった。もう大丈夫だ。
( ´_ゝ`)「はーあ……厨二病乙…………ラ・ヨダソウスティアーナ」
右手でエア携帯を取って遊ぶ。ふざけでもしないと気が紛らわせない。
今日はもう自分の部屋に行って寝てしまおう。寝ればなんとなかなる。
86:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:25:33 ID:1eULDlhg0
不貞寝だなんだと言われようが、自分にはこれが一番いい。
不安定な時に行動すると、何をしてしまうかわからない。
玄関から二人の声がまだするのを確認して、自分の部屋に入った。
鍵は母からの命令で、付けるなと言われている。
なので、代わりにバリケードを作った。
血に浸食されたシャツは、こういう柄なのだと言い張る事にする。
首には取りあえずな程度の応急処置、包帯で軽く巻くだけにする。
悪夢と仲良く添い寝はしたくないので、頭の中のモノを全部日記にぶち撒ける。
そろそろ2冊目が必要だろうか。今度医者に行ったついでに買おう。
頭の中を文字にして吐き出すと大分落ち着いた。
二人の声はいつの間にか居間に移動している。
バリケードに気付かれる前に睡眠薬を飲んで眠ってしまおう。
( ´_ゝ`)「……おやすみ」
87:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:26:30 ID:1eULDlhg0
寝間着に着換えてベッドに飛び込むと、柔らかい毛布が自分を癒す。
そのまま顔を擦り付ける。ずっとこうしていたい。ああ落ち着く。
もう毛布と結婚したい。このまま餓死できそうな気分になる。
俺をドリームランドに連れてってくれベッドちゃん。
落ち着いている時は、思考も体も酷く落ち着いている。
この心の平穏がずっと続いてほしいくらいに。
──────────v√L/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そうだ、平穏が欲しいのだ。だから自分はあいつを殺
13糸冬
13.かみさまこ○す >>13通報しました
(゚<_゚; )「笑い過ぎだろ!!」
ξ*;∀;)ξ「あ、兄者もそんな可愛い包丁で何しようとしてたの?」
( ´_ゝ`)「本当はちゃんとした包丁持って来るはずだったのに、
そこのおたま持ってる奴にこれ持たされたんだ」
ξ*;∀;)ξ ヒー ヒー
(´<_`# )「くっそー! なんでそんな笑うんだよ! 大体さあ……
母と弟が団欒する中で、何か違和感を覚える。
この安全包丁でも、思い切り刺して捩じれば人は死ぬだろう。
弟は今、油断している。母と話している。自分を視界には入れていない。
80:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:09:58 ID:1eULDlhg0
背中を向けている。
背中がガラ空きになっている。
今なら殺せる。
簡単に殺せる。
殺れる。
殺す。
刺し殺す。
ξ*゚⊿゚)ξ「その臆病なとこって誰に似たのかしらねー」
(´<_`; )「だから怖くねーって!」
体温が上がる。
頭が熱くなる。
心臓の動悸が早まる。
それと同時に、母はこんな奴でも悲しむのではないだろうかと考えた。
考えただけで、母への心配は伴っていない。なんて糞野郎だ自分は。
81:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:12:03 ID:1eULDlhg0
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、今から2階の隠し仏壇に千円札仕込むわ。
一人で行って、無事に持って帰って来れたらあんたのものよ」
(´<_` )「万札でも無理」
ξ*゚∀゚)ξ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(´<_`; )「笑うなってば……」
ξ;* ∀ )ξ「――wwwwwwwwwウェヒッ、ゲホガホウェッホ!」
(´<_`; )「ちょっ、もう笑いやめろって危ねえ!」
( ´_ゝ`)「……」
二人はまだ会話に花が咲いている。というか弟が一方的に笑われている。
邪魔すべきじゃないだろう。俺は荷物を一つ持って居間に行く。
82:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:15:18 ID:1eULDlhg0
さっき湧いたのは、いつも通りの紛れもない殺意だ。
それと同時に、あそこに加わりたいとも思った。
いつもは、痛めつけたい苦しめたい殺したい攻撃的な自分が大半を占める。
その自分を、どこか別の場所から諌める小さな思考もある。
自分はあいつをどうしたいんだ? 殺したいに決まってる。本当に?
諌める思考はどこから来る? 何からそれは発生している?
自分の世間体か、恩人である母を守ろうとする意識からか?
何でこんなに殺したいのかはわからない。きっと生まれた時からに違いない。
弟は、俺が母の腹の中から出る時、俺に蹴られまくって命が少しヤバかったそうだ。
そのまま殺しきれなかった過去の自分を、どれほど恨んで後悔したかは数え切れない。
何回頭を沸騰させ腸を煮立たせ心臓が破裂するかのような動悸に襲われたかわからない。
( li´_ゝ`)「う……なんか気持ち悪……」
乱暴に荷物を置き、精神的にも物理的にも込み上げて来た何かを抑える。
今までの記憶と、たった今の感情に翻弄される。今日は悪夢を見そうだ。
薬を飲むべきだろうか。変な行動に出ないだろうか。今日は襲いに来ないだろうか。
そういやあいつの盗癖は病気だったんだっけか。
俺のこれも病気って事になってくれないだろうか。
どこに行けば適当な病名をつけてくれるんだ。
83:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:17:14 ID:1eULDlhg0
弟が憎い理由なんていくつでも挙げられるが、強いて言うなら生理的嫌悪感だ。
女性がよく使う「生理的に無理です」とか言うアレなのだ。多分。きっと。おそらく。
あれは近寄ってほしくないという感情と軽蔑が強いと聞いたことがある。
聞いたことがあるだけで感じた事はない。女性ではないからな。
自分のこれは、それを何倍にも何百倍にも何億倍にもしたものに近いはずだ。
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
そうでなきゃ、血が滲むまでこの殺意を我慢するのも、どうやって説明したらいいんだ。
自分の体中を掻き毟って殺意を押し込めて流した血は何の役にも立たなかったんだ。
殺すのは邪魔だからであって俺の人生の障害になるからであって嫌いだからだ。
深い意味も碌に理由も特別な意図も運命的な何かも何もなくて本当にただ憎いんだ。
殺さなければ刺し殺される。いつも常備しているナイフはそういう意図で間違いないんだ。
何で殺すのは駄目なんだ何であれと一緒に産んだんだ何で一緒に生まれてきたんだ。
あいつは離れても阿呆みたいに追ってくるし、縛り上げても殺したい程に鬱陶しいのだ。
ああ神様仏様なんとか様、誰でもいいからあいつを殺して、同じ空気を吸いたくない。
俺の方が悪人だって言うなら俺の方を殺してもいいから。何であいつは生きてるんだ。
ああ、なんであいつは生きてるんだ殺しちゃ駄目なんだ何が俺を邪魔してるんだ。
何もかもが俺の邪魔をするなら全員殺してあいつも殺してそれから俺は、どう、すれば
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガ
84:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:21:12 ID:1eULDlhg0
思考が暴走する。
達成したら何もかもを忘れて平和に暮らせばいいのだ。
頭を掻こうとして、その前に冷たさと熱が首に走る。
それが最良の人生だ。
手に持った安全包丁を忘れていた。皮一枚いったらしい。
それが一番だ。
他にも、右の二の腕が痛い。捲ると、皮が剥けていた。
無意識に服の上から掻き毟っていたらしい。
左手人差し指の爪も剥がれかけて、血が流れている。
心臓の鼓動が酷い。頭に響く。
傷の痛みが心音と同化する。
85:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:24:03 ID:1eULDlhg0
( ; _ゝ )「はぁ、はー、はー……」
お陰で落ち着けた。自分自身のでかい声はもう頭の中で反響しない。
相変わらず心臓は酷くうるさいが、仕方ない。
襟元を見ると、首からの血で染まった襟が見える。
二の腕からも少しずつ血が滲んできた。血の臭いが鼻につく。
この状態に凶器は危険だ。乱暴だが、安全包丁をシンクのほうへ投げ入れる。
それぞれの傷の痛みを感じないということは、自分は今それなりにマズいらしい。
弟と顔を合わせるのも危険だろう。
いや、いいんじゃないか? むしろ痛みを感じない今はチャンスだ。
殺すのは、母もいるし、自分の世間体も危険だ。
きちがいのフリを大道で演じれば大丈夫だ。今ならいける。
家族は悲しませるものではないと知っている。母は家族なのだ。
あいつも家族だが、ただのクソだ。
こんな自分にも頑張って接してくれ、過去の事を謝ってくれた人なのだ。
ああ、そうか。自分自身の為にも我慢したほうがいいのか。
だから今は我慢する。体を突き動かす衝動は大分緩和された。
次にしよう。次に隙を見せたらきちんと殺ろう。
自分自身の思考は、凶器を手放した辺りから聞こえなくなった。もう大丈夫だ。
( ´_ゝ`)「はーあ……厨二病乙…………ラ・ヨダソウスティアーナ」
右手でエア携帯を取って遊ぶ。ふざけでもしないと気が紛らわせない。
今日はもう自分の部屋に行って寝てしまおう。寝ればなんとなかなる。
86:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:25:33 ID:1eULDlhg0
不貞寝だなんだと言われようが、自分にはこれが一番いい。
不安定な時に行動すると、何をしてしまうかわからない。
玄関から二人の声がまだするのを確認して、自分の部屋に入った。
鍵は母からの命令で、付けるなと言われている。
なので、代わりにバリケードを作った。
血に浸食されたシャツは、こういう柄なのだと言い張る事にする。
首には取りあえずな程度の応急処置、包帯で軽く巻くだけにする。
悪夢と仲良く添い寝はしたくないので、頭の中のモノを全部日記にぶち撒ける。
そろそろ2冊目が必要だろうか。今度医者に行ったついでに買おう。
頭の中を文字にして吐き出すと大分落ち着いた。
二人の声はいつの間にか居間に移動している。
バリケードに気付かれる前に睡眠薬を飲んで眠ってしまおう。
( ´_ゝ`)「……おやすみ」
87:名も無きAAのようです:2013/01/06(日) 20:26:30 ID:1eULDlhg0
寝間着に着換えてベッドに飛び込むと、柔らかい毛布が自分を癒す。
そのまま顔を擦り付ける。ずっとこうしていたい。ああ落ち着く。
もう毛布と結婚したい。このまま餓死できそうな気分になる。
俺をドリームランドに連れてってくれベッドちゃん。
落ち着いている時は、思考も体も酷く落ち着いている。
この心の平穏がずっと続いてほしいくらいに。
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そうだ、平穏が欲しいのだ。だから自分はあいつを殺
13糸冬
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